今更聞けない、レム睡眠とノンレム睡眠

睡眠の種類について、浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠という言葉を聞いたことがあると思いますが、それぞれの特徴を知っている方は意外と少ないのではないでしょうか?
2種類の睡眠がある理由などをご紹介いたします。

レム睡眠

「Rapid Eye Movement」の頭文字をとってREM(=レム)睡眠と呼ばれています。こちらの英語からも読み取れるように、目が動いている(眼球運動をしている)状態で睡眠をしている状態をレム睡眠と呼びます。レム睡眠時は脳は覚醒している状態で身体は深く眠り、記憶の整理をしていると言われています。目覚めの準備状態でもあり眠りは浅く、レム睡眠時に目覚めるとすっきり起床できると言われています。

ノンレム睡眠

ノンレム睡眠は「Non Rapid Eye Movement」の頭文字をとってNREM(=ノンレム)睡眠と呼ばれ、睡眠の段階が1~4に分けられます。1は覚醒に近い浅い眠り、4は最も深い眠りとなります。1~4の判定は脳波の状態、眼球運動(=静止している状態)、あごのオトガイ(=下顎骨の先端部)筋の筋電図(=筋肉で発生する微弱な電場)で行われます。
ノンレム睡眠は入眠直後にあらわれ、脳が眠っている状態と考えられており、脳と体組織の修復(成長ホルモンの分泌など)をしていると言われています。また夢はほとんどみない、眠りが深くなるにしたがって、呼吸回数・脈拍が少なくなるといった特徴もあります。

睡眠サイクルについて

睡眠の経過はノンレム睡眠の段階1からスタートし、2~4を経過してレム睡眠が出現します。1周期のノンレム睡眠とレム睡眠を合わせた時間は約90分と言われています。起床時にすっきりと目覚めたい場合、レム睡眠が現れる90分の倍数に気象時刻をセットすると良いとされています。90分の睡眠サイクルを継続(=質のよい睡眠)するために以下のようなことを意識して生活することをお勧めします。

  1. 睡眠促進のホルモン『メラトニン』(睡眠促進)を分泌させるため、起床してから朝日を浴びる。
  2. 睡眠の質を下げないために、就寝の3時間前までに食事は済ませる、もしくは遅い夕食の場合は消化の良いものを取り入れる。
  3. 適度な運動は体の緊張を解きほぐし睡眠を促進する効果があるので、適度な運動を日常生活に取り入れる。

最初から上記3つ全てを始めることは難しいと思いますので、継続的に出来そうなひとつを選んで、睡眠の質改善をスタートされてはいかがでしょう。