【睡眠について知ろう】太陽光と睡眠の関係について

太陽光が睡眠と関係してるメカニズムのひとつとして、光の波長成分があると言われています。朝焼けや夕焼けは文字通り空が焼けているように赤く見えます。昼間の空はというと、晴れていれば青く見えます。空の色が変わるのは波長成分が変わるからなのです。
もう少し詳しく説明いたします。朝焼け・夕焼けの時間帯の太陽は地平線上にあるため、大気を通過する太陽光が大気中の成分とぶつかり波長の短い青い光は吸収されます。結果、波長が長い赤色の成分の影響で空は赤く見えるのです。日中は太陽の位置が地平線から頭上方向へ移動するため、波長の短い青い光を強く散乱させるため、空は青く見えるのです。
赤い空の効果
日中から夕方へ時間が経過するとともに、空の色も徐々に赤みを増していきます。青い光が遮断されることで、メラトニン(眠気を引き起こすホルモン)の分泌が盛んになることで、睡眠の準備が体内で始まります。
青い空の効果
朝焼けから徐々に空の色が青みを帯びてくると、視覚が刺激されて徐々に覚醒が始まります。太陽光の波長の短い青色の光は強い光のため、メラトニンの分泌が抑制されていきます。
空の色に視覚が刺激を受けて、睡眠と覚醒の補助を行うということは、室内で使用する電灯の準備が必要になりますね!
日中に使用するものと、夕方以降に使用するものとで使い分けすることは現実的には難しいと思います。でも光の色をコントロールできる調光式のライトが色々なメーカーから発売されていますので、一度お試しになるのはいかがでしょうか?