適度な運動は健康維持や生活習慣予防にも良いと言われますが、睡眠にも相関関係があります。運動することで睡眠を促進させ、また睡眠をしっかりとることで運動をすることができるのです。
体を健康な状態に保つためにも、睡眠と食事だけでなく、運動も生活習慣に取り入れることを意識してみましょう。

何故、運動をすると睡眠が促進されるかというと、運動をすることで、深部体温が上がります。運動後は血行が良くなり、運動することで得た熱を血液が全身をめぐることで放散し、深部体温が下がりやすくなります。(また適度な運動は体の緊張を解きほぐし睡眠を促す効果もあると言われています。)
寝つきが悪い原因のひとつに深部体温が下がらないということがあります。運動をすることで、深部体温が下がりやすくなり、寝つきが悪くなる原因を取り除いてくれるかもしれません。

運動する時間帯は?

寝つきを良くするための最適な時間帯は、1日の中で最も体温が高くなる夕方になります。
運動の内容は少し息が上がり、じんわり汗ばむ程度の有酸素運動、例えばウォーキングや軽めのランニング、水泳、ストレッチがオススメです。
運動時間の目安は30〜60分程度になります。運動は始めるとついつい熱中してしますことがありますが、息が上がるほどの激しい運動は交感神経が刺激されてしまい、睡眠を妨げる原因になるので、激しい運動はこの時間帯は控えてください。

続けることが大切

毎日忙しくて運動時間を確保することが難しいという人は、できることから始めてみてください。例えば、仕事から帰る時にひとつ前の駅で降りて歩いてみることは、気分転換にもなるので始めやすいかもしれません。また運動は週3~4日、夕方に30分~1時間くらい行うのがベストです。運動ができない場合は、しっかりと入浴することで代用ができます。お風呂に入れる入浴剤などを活用すると、更に効果もあります。お風呂に浸かることで、血行がアップするので、深部体温が下がりやす身体の状態になります。ただし熱いお風呂は交感神経を刺激してしまうので、ぬるめの温度設定(38〜39度のぬるめのお湯に10分程度)で入眠しやすい状態にしてください。