昼食後に急に睡魔に襲われた経験は誰しもがあるはずだと思います。それは昼食を摂取した後の消化活動による影響です。
食事をすれば消化器官が食べたものを消化するために内臓を働かせます。この時、自律神経の働きは交感神経よりも副交感神経が優位になります。それぞれの特徴は交感神経が興奮や緊張、集中といった状態で優位になるのに対して、副交感神経はリラックスするときに優位になります。そのため、食後は副交感神経が優位な状態となり眠くなりやすくなるのです。
こんな時に、コーヒーを飲んでみたり、ミント系タブレットを食べてみたり、目を覚ますための工夫をされていると思います。ですが、体がリラックス状態になっているので、どうしても眠いので、環境が許せば短時間の昼寝をしてしまう方が、結果的にその後の時間が有効的に使えるかもしれません。

昼寝の効果

昼寝を取ることで、いくつかの効果が認められていることをご存知でしょうか?
例えば、30分以下の昼寝は不眠の予防につながったり、認知症の発症を20%以下に軽減させる調査発表もあります。長すぎる昼寝は逆による眠れなくなったり、アルツハイマー型の認知症の危険性を2倍に増加させるといった指摘もあります。30分程度の適切な時間が昼寝にはオススメの時間になります。
ちなみに何で認知症リスクの低減になるかというと、昼寝によって不眠が解消されることで、免疫機能が上昇すると考えられています。
その他には、昼寝をすることで午前中に行った活動の疲労回復ができて、午後の生産性や集中力、学習能力などが上がるため、もしかしたら残業を減らすことにつながって、健康な体を維持できるキッカケになるかもしれません。

昼寝をする前のひと工夫

1、光を遮る工夫をする
眠気促進ホルモンの「メラトニン」は光があるところで分泌が減ってしまうため、眠りの質に影響が出ます。職場などでは事務所の電気を消すことなどできない環境もあると思いますので、アイマスクやストールのようなものを頭からかぶるなど、遮光できる工夫を取り入れてみてください。

2、昼寝前にカフェインを摂取する
カフェインには眠気を覚ます覚醒作用があることはご存知かと思います。カフェインを摂取してから効果が現れるまでには30分前後かかると言われています。昼寝の推奨時間は30分以内なので、昼寝を終える頃にカフェインの効果が現れるよう、昼寝前にコーヒーや紅茶を飲むことをオススメしています。